EV 充電 旅行記

電気自動車でGW渋滞突破岐阜ドライブ旅行

2022年5月3日のんびり9時出発。この日がゴールデンウィークであることは分かっていましたが、この2年間コロナで観光客が少なかったのを忘れていました。京都東インターから名神高速に乗ろうといつものとおり三条から蹴上へまわると南禅寺あたりですでに渋滞。まだ京都東インターまではかなりあります。思いついて東山ドライブウエイで五条通へまわることに。東山ドライブウエイは快適でしたが、五条通りはやはり山科で渋滞。道を知らない観光客じゃあるまいしと裏道を縫うように走ってみましたがどこもどうにもにならない。

行きの行程、GoogleMapでは4時間4分でいけるはずの行程ですが、見学の1時間を除いても、7時間かかっています。

ここで思いついて、タブレットでGoogleMapの渋滞情報を見ることにしました。さてはてGoogleMapは周辺どこの道も渋滞を示す赤や黒になっています。もうどこもどうしようもない。結局、宇治東インターチェンジから京滋パイパスへはいってなんとか京都脱出。京滋パイパスは自然渋滞はありましたがなんとか走れる。しかしここまでで2時間。ゴールデンウィークの渋滞をなめていましたね。

GoogleMap渋滞情報。若い人には常識でしょうが、われらの年代ではまだ目新しい。非常に細かい渋滞情報が広汎にえられるので、カーナビより的確。赤や黒が渋滞中。特に黒は駐車場状態ということが今回わかった。これをうまく使うと渋滞が避けられる。これは5月5日午後4時頃、滋賀県から京都府へ抜けるルートはすべて渋滞。早く新名神の第2京阪までの延伸を!!!

名神高速道はなんとか流れていました。草津PAですこし休憩。色々ルートを迷いましたが、渋滞の少なそうな新名神ルートへ。片側3車線、もうすぐ120キロ規制になる区間ですが、80キロ程度が限界でした。3車線化がすすみはじめているけれどまだあまり知られていないのか、新しくできた左車線はガラガラ。ここを走るとかなり速度が稼げます。こういう道を走るとプロパイロットはやはり威力です。電池が半分ほど減ってきたので、鈴鹿PAで充電と思って充電スポットに行くと、なんと初お目見えARIYAが充電中で、しかもLEAFが充電待ち。ということは1時間近く待つ羽目になりそうで、次のPAまで持たせることにしました。こういうことがあるので、充電は早めにしないといけません。それにしてもSAPAの充電器はもう少し充実してほしいものです。次充電器のあったのは東名阪の大山田PAでそこまで走ります。

途中、前の充電口が走行中ぱかっと開くという事件勃発。朝ちゃんとしまってなかったのですね。速く走ると風圧であくのでしょう。このままだと危ないかと非常駐車帯に停めて締めましたが、これは次のPAまで走った方がよかったのかもしれない。非常駐車帯に停めて外へ出るとすごい迫力で車が走っていきます。怖かった。大山田PAの充電器は空いてました。ひと安心。丁度、時分時だったのでここでお昼。そばなどいただきます。 猿に注意の看板が面白かった。

大山田PAで充電。猿が出没するらしいです。

ここで奥さんと交代して昼寝。おきるともう名古屋環状道にはいってました。一宮から名神へ。犬山ICでおりて一般道へいきましたが、混んでました。まずは犬山城見学と思ってましたが、犬山城は道の狭い城下町の中にあるためか周りの道がびっしり渋滞。しばらくつきあいましたたが、GoogleMapで見てもまわり全部赤から黒。あきらめて、各務原航空宇宙博物館へ。これもGoogleMapを参考に徹底的に渋滞を避けて慎重に道を選びましたら、なんとかたどりつけました。

岐阜各務原航空宇宙博物館は駐車場が広いので駐車は楽勝でした。はいったところでYS11やP2Jが出迎え。水ロケットの実験が行われていて子供が群がっていました。こういうのは好きで、うちも子供が小さい頃水ロケットの実験はやったもので、しっかり発車を見届けました。中はなかなか充実していました。特に日本の実験機のコレクションが充実しています。飛燕とそのエンジンの実物がなかなか迫力です。子供のころの憧れF104Jなどとも再会。しかし全般に飛行機は古いものが多いです。ただ宇宙展示は新しい。そりゃもう今はアポロやスペースシャトルではなく、クルードラゴンとファルコン9の時代ですよ。

水ロケット発射実験。速すぎて水しか写っていない。右はマニアックな2段式ブースター付き水ロケット
各務原航空宇宙博物館。飛燕とそのエンジン ハ-40の実物。ハ-40はダイムラーベンツの液冷V12エンジンを国産化したもので、第二次大戦時量産化された唯一の液冷エンジン。車好きなら血が騒ぐでしょう。こうした航空機エンジンのノウハウが戦後日本の自動車産業勃興に大きな役割を果たします。隣はクルードラゴンとファルコン9ロケットの模型

出たのは4時くらいでしたか。岐阜県は愛知県と同じく道がいいので、そこそこ車が減ってくると走りやすいですね。5時前今夜のお宿。「長良川の郷」へ。充電は例の新しくなって、ZESPが使えなくなったというTOYOTA WALLET方式。わあそういえば、このあたりはトヨタ王国でした。これが実に面倒。何度もパスワードや連絡コードをいれる必要があるのです。なんとかできましたが、本当に充電できたが不安になりました。

お宿は部屋が幸運なことにスイートにアップグレードされていて快適でした。特に部屋風呂がよかったです。つい泡風呂ごっこしてると、あとで掃除が大変でした。あとはFBにあげたり、このブログ書いたり。夕食は7時半からと遅めにしたのですが、渋滞を考えると正解でした。奥さんといつもの2人宴会。

いつものように奥さんと2人宴会。飛騨牛焼きしゃぶが絶品でした。

5月4日 TOYOTA WALLETでは無事充電できてました。しかしここで痛恨。この充電器の写真を撮り忘れたのです。まあいつもの低速充電器です。ホテルの人に聞くと犬山城は今人気で、ゴールデンウィークの今日は早めに行かれた方がいいということで、朝8時に出発。犬山城を目指します。9時開門のところ8時40分くらいには着いたのですが、もう駐車場が満車直前。10分遅れたら危なかったですね。そして開門もまだなのに、城へ続く石段はもう大行列。みなさん開門の何時間も前から並んでいるんですね。登城には結局そこから40分くらいかかり、入れたのは10時前。昨日、犬山城に通ずる道で渋滞に辟易して退散してよかった。着いたとしてもとても城は見られなかったでしょう。中は日本の古城すべてそうですが、急な階段とがっしりとした木でできた重層建築。さすが名城でした。晴天で映えましたね。これで国宝五城(姫路、彦根、松江、松本、犬山)はすべて制覇したことになります。

ちなみに、このお城は平成18年まで日本唯一の個人所有だったのです。旧藩主成瀬家が明治維新後も持ち続け、最後の当主がなくなるまで個人の財産でした。昔、テレビで成瀬家のご一家が紹介されていたのを見たことがあり覚えていました。最後の当主はお子さんが女の子しかなく、お嬢さんが「お城の御姫様」とあだ名されると不満そうに言っておられましたね。たぶん、その後そのお嬢さんがお父上がなくなられたあとお城を財団法人化されたのだと思います。

犬山城。朝9時前なのにもう大行列

さて、犬山城を出たらもう正午すぎ、さすがにこれだけで帰るのはあんまりなので、近くの木曽川畔の世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふを目指しました。最初は木曽川沿いの快適なドライブだったんですが、水族館に近づくと、またもや渋滞。ここは水族館だけでなく河川環境楽園として子供の遊び場が大量にあるところでした。翌日が子供の日ということもあり、子供連れが列をなしているのでした。もうゴールデンウィークはしかたがないですね。私は熱帯魚を飼っていることもあって、水族館とあればかならず行きます。ここの水族館は淡水魚専門ということであまり期待していなかったのですが、なかなか規模が大きく、展示も工夫されていて面白い。ただ日本の淡水魚は観賞魚としては地味ですねえ。やはりアフリカやアマゾンの淡水魚展示に気がいきますね。

世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ。淡水魚は地味だけれど展示に工夫があって面白い

さてそこからは、東海北陸自動車道で帰路につきます。ここは渋滞はなかったですね。一宮JCTから名神へ、途中腹も減ったので、養老SAでお昼ついでに充電。ありがたいことにここは空いていました。そこで案内所によって、NEXCO中日本の地図をもらおうとしたら、なんと4月末で紙版の配布中止してアプリに移行とのこと。えーっ。あの地図は高速走るときには、SAやPAの位置を確認したり、充電器の有無を確認したり必須なのに。まあこれも時代かもしれないと、代替として紹介されたアプリをいれたら、なんと充電器情報が探せない。これではなんの役にも立たないではないですか。案内所へとってかえして、苦情を言っておきました。紙を復活して欲しいのと、アプリにするなら充電器関係の情報たとえばKw数を載せるとかして欲しいと言っておきました。

NEXCO中日本の地図をもらおうとしたら、なんと4月末で紙版の配布中止。

さてお昼を食べると眠くなるこの私、奥さんに運転をかわってもらい。昼寝。ちょっと10分くらい仮眠のつものが1時間近く寝たらしく、気がついたら、もう栗東。ここでいつもなら大津-京都東間の渋滞を避けて、琵琶湖大橋方面へ抜けるのですが、Goggle Mapで見ると渋滞はなさそう。ひさびさに京都東からおりました。それでまあ五条通りを西行したわけですが、東行は京都東から名神高速にはいろうとする車で大渋滞でした。昨日われわれもはまったあの渋滞を反対側に見てすいすい帰って来れました。ここは観光地京都に住んでものの特権ではあります。

今回ゴールデンウィークの真ん中の大観光地行きということであまりおすすめできませんただ、タブレットをもって常時GoogleMapの渋滞情報を確認しながら走るというのが有効であることはわかりました。今後は絶対そうしましょう。

帰りの行程、時間が早かったので、京都東ICからすなおに帰れました。GoogleMapの渋滞情報で正確に状態がわかったので、余計な遠回りをしなくてすみました。

ev

私については
http://hide.nacos.com/hidehiko

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