活字のない印刷屋

活字のない印刷屋
中西秀彦 著 
2006年9月1日 印刷学会出版部刊 
ISBN4-87085-185-7
1600円+税
本人コメント 今回は徹底的に現場からの発言です。IT化は、多かれ少なかれすべての産業が経験してきたか、これから経験することです。今の印刷業の状況を細かに伝えることで中小企業がIT革命を生きていく道しるべとなれば幸いです。

目次

はじめに

I 進化する印刷技術 

  • オンデマンド印刷の今
  • 電算写植の落日
  • トホホ色校正
  • フィルムの遍在
  • 人呼んでCTPの黒焼き
  • CTPの選択
  • 活版の復元
  • ケミカルレスCTPの時代
  • 嘘の色
  • ターゲットカラーのターゲット

II 業界はどこへいく

  • 新IT経営者増殖中
  • 印刷屋の領分
  • DTPサバイバル
  • 大活字本を知っていますか?
  • 真夜中の電波時計
  • オンラインジャーナルの迷惑
  • ドルッパにて
  • ついに紙から撤退?
  • 10年後の活字が消えた日
  • 若々旦那の現在
  • 個人情報保護法と印刷
  • 終焉「手にマック」
  • ついにオンデマンド印刷の時代へ
  • インドからの挑戦状
  • 20年目の展示会
  • オフセット印刷の底力
  • オンデマンド印刷はカラーへ

III IT・コンピュータとの戦い

  • コンピュータウィルス蔓延中
  • デジカメ大増殖
  • PDAは本にとってかわるか
  • OpenTypeがやってくる
  • 電子メイルの蹉跌
  • DTP時代の組版原則
  • PDFの誤解
  • ウェアラブルコンピュータはまだか
  • 光ファイバーがやってきた
  • フロッピー帝国の興亡
  • ドイツの携帯電話
  • ノートパソコンの進化
  • パソコン通信の終焉
  • セキュリティの煩雑
  • ブログとウェブページ
  • サーバーダウンの破壊力
  • Wikipediaと印刷会社の運命

IV やっぱり家族と社員

  • 親父のリース枠
  • 10年目の名簿
  • 印刷の王道
  • 子供のホームページ
  • 入力ルネッサンス
  • 子供のLAN工事

V 海外印刷事情

  • 若旦那インドを行く
  • ロンドンタイプミュージアムにて

用語解説

あとがき

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